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KUT KLOSE

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Biography

90年代中期に、シーンの追い風うけ登場してきた女性グループのひとつ。TLCSWVエクスケイプ(Xscape)などが台頭していた時代であったが、その勢いだけで登場したとは考えにくい実力派である。

アシーナ・ケイジ(Athena Cage)ラヴォン・バトル(LaVonn Battle)タビサ・ダンカン(Tabitha Duncan)というアトランタ(Atlanta,GA)出身の幼なじみ3人組み。キース・スウェット(Keith Sweat)の“キーア・レーベル”の第2弾アーティストととなり、キースのアルバム『Get Up On It』に参加した。

95年にキースの全面的なバックアップを受けて、アルバム『Surrender』をリリース。R&Bチャート8位のヒットとなった「I Like」や、「Lovery Thang」という胸キュン・チューンを届けてくれた。R&Bチャート12位を記録している。この作品について、Billboard誌上で、ラヴォンが以下のように語っている。 「Sexual Baby」のような刺激的なタイトルの曲もあるが、カット・クロースはセクシーさではなく実力で評価されたいと考えている。

まさしく、彼女たち自身が歌で勝負したいという気概を表した発言である。

翌96年には、キースの名スロウ「Twisted」に参加し、コーラス・ワークで支えた。R&B1位、Hot100でも2位を記録する大ヒットとなり、カット・クロースの名前も全国区となった。しかし、残念ながら、レーベルの状況などもあり、この1枚でグループの活動は休止。リードであったアシーナがソロ活動へ移行した。

アシーナは、15歳のころから作曲を行ってきた才女。シャンティ・サベージ(Chantay Savage)の2ndでタイトルトラック「Come Around」をキースと共作。また、01年にサントラ『Save The Last Dance』の中で、「All or Nothing」(ソロ名義)を提供。これが実質のソロ・デビューといえる。その勢いのまま、「Hey Hey」というシングルをリリースし、アルバム『Art Of A Woman』も作っていたのだが、お蔵入り。Youtubeなどで数曲聴くことはできるのだが、これはぜひアルバム単位で聴きたい内容である。

グループとして活動を再開したのは07年。キースのライブアルバム『Sweat Hotel Live』で客演している。このころから、90年代R&Bリバイバルツアーに出演を始めている。10年には新曲「Let It RIng」をリリース。2ndも予定しているとの告知があったが、結局そのまま時は流れている。

22年にセカンドアルバム作成のためのクラウド・ファウンディングを行うも、現在までリリースされていない。ちなみにメンバーチェンジは行われず、オリジナルの3人で活動を続けているところに好感が持てる。

(2007.01.12/2014.12.27/2026.03.14)

Discography

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